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『星虫』

2006年5月26日BOOKレビュー(ネタバレあり)神楽堂

夢に挫けそうな時に読んで欲しい一冊です

 

今回紹介するのは、第1回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『星虫』です。

 

もう数年前の話ですが、『星虫』の復刻版が出ました。
復刻版が出る前は、マニアの間で3万の値がついたらしいという噂も聞いた名作らしいです。

 

私の持っているのは、復刻版の方でなく1990年に出版された初版ですが…復刻版では、少々読みづらいところをカットして読みやすくしているみたいですね。

 

主人公の友美は、人には言えない夢を持っている女子高生。
言えない夢とは宇宙飛行士。
そんなある日、宇宙から蛍の光のようなものが世界中に舞い降ります。
それは額に張り付くと人々の感覚を超人的に増幅させ奇跡を力を発揮します。
人々は、その恩恵に感謝しますが、やがて…

 

この『星虫』は、まんま俺の青春の一冊って感じですね。
ちょうど中学か高校くらいでしたでしょうか、色々思い悩んでいた頃に読んで、良い意味で凄く心に残りました。

 

「夢は見るものでなく…」

という言葉なんて、この本を読んでからいつも心で言いつづけていますが…

 

今では環境問題だなんだとよく耳にしますが、1990年のこの作品で、環境問題に焦点を当てているのは、流石という感じです。
この『星虫』の世界のように現実世界も良い方に進んでくれると良いなぁと思わずにはいられません。

 

私のお勧めな一冊ですね♪

Posted by ともやす