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転生父さん

2006年8月11日妄想白書♪神楽堂

キーーードン!!
それが俺の最後だった。
ボンネットに跳ねあげられた体が綺麗にこを描き地面に叩きつけられた。
その一瞬の間に俺の人生が走馬灯のように頭をよぎる。
あー俺にしちゃあ中々よく出来た人生だったんじゃないだろうか。
我が人生に一片の悔いなし!

遠く天から導かれるようにす~っと意識が遠のいていく…
あー天国行けるといいなぁ…
その時、去年生まれた一人息子の顔がよぎった。
ストップ、ストーップ!悔いある!悔いあるから!
息子が立派に育つのを見届けるまで死ぬわけいかないから…
それが人としての最後だった。

ブーーーん…
俺の最後の願いが通じたのか俺は息子の成長を見届けるために生まれ変わっていた……蚊として。

息子は3歳に成長していた。

ぶ~~~~~~~~~~~~ん
チューチュー
おーこれが息子の血の味…

ぺち!

それが本能に勝てなかった俺の二度目の最後だった。

【後書きみたいなの】
最近、めっきりこっち系の更新が止まっていたのですが、
この頃やっと心のゆとりが出てきたのか、なにか書こうかなぁ~とぼーっと考えてたりします。

これは、歩きながらなんとなく思いつき、電車の中で携帯に必死になって打ちこんでましたw

とりあえず、転生父さんネタで、何本か書いてみようと思っています。

Posted by ともやす