転生父さん ～ その２
ある日、車に跳ねられ死んでしまった俺。
そのまま天に召されるハズだったのだが、息子の成長を見届けたいという強い願いが通じたのか、転生して息子を見守ることになったのだが…
蚊の運命は儚くも短かった…
カサコソ、カサカサカサ…
俺は再び息子の成長を見届けるために生まれ変わっていた……ゴキブリとして。
息子は、４歳に成長していた。
カサカサ…、カサカサ…
今度は、血を吸いたくなることもないし、誰にも見つからないようにコッソリ近寄って見守ってやる。
お？
あれ？
なんだ、地面が粘着く…。
これじゃー、先に進めないじゃないかぁ～…。
ゴキブリほいほい…
それが俺の三度目の最後だった…
【後書きみたいなの】
転生父さん、２話目です。
転生父さん、２話目です。
これも、１話目と一緒に考えていた、ネタの一つです。
一発ネタじゃんって気もしますが、後、何個かネタを考えているので、飛び飛びになるかもしれませんが、書いてみようかと思っています。